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河のように泣け



彼女はキツイ印象がある、はっきりした顔立ちである。


美人なのだろうが、この程度の美女はハリウッドには溢れている。


彼女が離婚した夫から、映画で「ボツ」になった歌を斡旋されなかったら、B級女優としても映画史に残らなかっただろう。
この歌は、エラ・フィッシュジェラルドが歌う予定だったのだから。



ジュリー・ロンドン。
1926年生まれの売れない女優であった。


結婚して、子供を2人か生み、そして離婚した。


その時は自分の人生に嘆いていたことだろう。


そこに、元の旦那から「この曲を歌わないか」のお誘いがあった。


曲は「河のように泣け」。


「貴方は、私を愛してると気が付いたというの。
いまさら何よ。私は、貴方のために毎日、河のように泣いていたのよ。
貴方も、私にために河のように泣くがいいわ」というような歌詞である。



ジュリー・ロンドンは、この歌で歌手としてデビューした。


このスモーキー・ボイスが、世の男性の心を捉えたのだ。


しかし、何故、男は、こうしたハスキーボイスに弱いのだろう。


by yuyuu-yano | 2013-10-30 19:01 | JAZZ
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