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エアコンの話

米国でアパートを借りると、契約条項に「エアコンは常時運転とし、出かける時も切らないこと」が入っている場合が多い(全部がそうではないと思うが)。


 


「なんで?」


不動産屋に当然、聞くわな・・・。


「旦那、それは黴が生えるからですがな」というのが返答。


「一週間も、2週間も留守にする時は?」


「もろん、つけっぱなしにして下さい」


「切っちゃ駄目なの」と一応は聞く。


「むろんで、ごんす」


「一ヶ月、日本に帰る時も?」


「もちの、ろん」


 


 


米国の建物は機密性が高いので、中の空気を常に動かさないと黴たり、腐食するらしい。


日本でも2バイ4など機密性の高い住宅はそうなっている。


機密性が高いので空調効果が高い。


だから、省エネになる。


でも、常時、エアコンの運転は省エネにならない。


 


しかし、それはどうでも良いのである。


エアコンと言うと、私は数年前の夏の日、霞ヶ関のある会議室を思い出してしまう。


 


5時にチャイムが鳴る。


会議は終わらない。


「早く帰れ」と放送が入る。


これは一般企業も同じ。


 


違うのは5時15分になると、一斉館内のエアコンが止る。


ただでさえ弱めのエアコン。


「ほんとに28度なのか?」という暑さなのに、一挙に室温が上昇する。


「うだるうう」


「窓を開けれ・・・」


「窓は開かない構造になっております」


「びえええ」


 


結局、30分が我慢の限界で会議は終了した。


「しかし、この暑いのに、残業している職員はいるのか?」


と聞くと「皆さん、残っているようです」とのこと。


 


霞ヶ関の官僚は驚く程、仕事が速い。


それでも人員が少なく仕事が多すぎる。


民主党は全部、自分でやるようだから、早く帰って寝るように。


法律の制定等の緻密な作業も、大臣にやってもらいなさい。


大臣、副大臣を「金魚鉢」(法律を制定する時に篭る部屋)に入れて、資料だけを提供しなさい。


どうせ、官僚の給料は安いのだから。


by yuyuu-yano | 2009-10-03 12:39
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