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社長太平記の海軍キャバレー

「社長太平記」は1959年の東宝映画。
社長シリーズの第六作である。
映画の冒頭は戦艦マーチが鳴り響く。

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そして、戦闘シーン。


隊長が加藤大作、小林桂樹が兵曹、森繁久彌が二等兵。


これが戦後、会社の中での地位が逆転し、森繁が社長、小林が専務、加藤が庶務課長。

この妙に捩れた関係が喜劇的に描かれるのだが、
この映画の中に、当時の風俗である海軍キャバレーが出てくる。


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海軍キャバレー「大和」


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入口には水兵が・・。


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コートを預かるのも水兵。



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楽団も水兵。


 


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ダンスは女性水兵。


 


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新人時代の水野久美がホステス役で出ている。マタンゴ。


この時代はもちろん、1965年頃までは戦前を引きずっていた戦後であったと思う。


by yuyuu-yano | 2014-01-18 22:21 | 日本映画
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