祖母が女学校に通った道

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昨日、本箱を整理していたら「都立駒場高校創立60周年」の記念誌が出てきた。


発行されたのは昭和38年(西暦1963年)である。


駒場高校は、戦後、駒場(駒場東大前下車ね)に移転したので駒場高校となったが、戦前は1902年に発足した東京府立第三高等女子高である。


場所は麻布日ケ窪で、この地名は今はなく、現在の六本木ヒルズのあたりとのこと。


 


http://hamadayori.com/hass-col/school/Furitu3Koujo.htm


 


祖母は、荏原郡の中延村から、毎日歩いて学校に通ったという。


グーグル地図で調べると、その通路は上の地図のようになえる。所要時間は1時間25分程度である。


 


生前、よく女学校時代の思い出を話していた。


「毎日、山を越え、丘を越えて通った」という。


東京は平らなようで、実は谷あり、山あり、川あり・・なのである。


中延から五反田までは下りで、それから目黒の自然植物園へは登り、広尾から六本木もゆるやかな登りであろう。私は、広尾から六本木までの道は、仕事の関係で良く歩いている。


我が家の長女は毎日、六本木ヒルズに通勤しているが子供の頃、時々、玄関で祖母の幽霊を見たという。


 


長女が生まれた頃、すでに祖母は死去していたし、祖母の写真は実家にあるので、彼女は見ていない。


しかし、その幽霊は背が高くて、腰がシャンと伸びていて、白髪となれば、祖母そっくりだ。


そこで、実家の祖母の写真を取り寄せて見せると「この人だよ」との事だった。幽霊でも「全然、怖くなくて優しい」とのこと。


長女は祖母の導きで、毎朝、六本木ヒルズに通っているのかもしれない。


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by yuyuu-yano | 2012-02-11 10:19 | 悠々な生活
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