手弁当

昨年の3.11以降、かなり多くの人が、手弁当で被災地に駆けつけているのだが、誰も、そのことを語ろうとしない。


語れないぐらい重いものを見てしまったから。


 


昨日も新年会に招かれたのだが、最期に東北出身の社員がスピーチした。


 


彼の実家は岩手の漁村で、やはり津波で全て流されてしまったという。


 


報道では津波の映像ばかり流れて、現地の様子が分からない。


早く現地に駆けつけたい。


そう思って焦っていると、周囲の知人、友人達が


仕事をそっちのけで奔走してくれて、


トラックを用意し、物資を買い集め、荷物を満載して、


「とにかく現地に行ってみよう」と励ましてくれた。


その後、車に分乗して、皆で現地に向かったという。


 


おそらく日本中で、このような話は、いくらでもあるのだろう。


 


ただ、誰も現地に向かった後のことは話さない。


しかし、心は仲間達としっかり結ばれている。


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by yuyuu-yano | 2012-01-13 11:38 | 祖国
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