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バッタ屋は花王製品で溢れているのかねえ?

バッタ物というのは業界用語ですな。


業界に入った時、バッタ、バッタいうので、


何のこっちゃと思いました。


 


バッタと言えば、これでしょう。


 


バッタ屋は花王製品で溢れているのかねえ?_b0302344_1855766.jpg


 


 


バッタ物というのは、おそらくバーター物から出てきた言葉じゃないかと思います。


 


金で取引されるのではなく、物と物との交換です。


 


売れなくなった商品。


短期的に売れる可能性の無い商品


これが大量にあった時に、不良在庫を避けるため早めに処分したい。


メーカーが強くて返品できない場合は、仕方がないのでバッタ屋に「売れそうな商品」と交換してもらう。


 


「売れない商品」多数と「売れる商品」適量の交換となるわけです。


 


バッタ屋は、引き取った売れない商品をどうするか?


彼らはそれを特売商品として大型量販店に販売する。


それがバーゲンの目玉になるわけです。


 


都内のドラッグストアで、花王製品の安売が目立ちます。それも大量に積んである。これは正規ルートが低価格で卸していると考えるのが普通ですが、もう一つ考えられるのがバッタルートです。


 


今まで、バーゲンの安売りはライオンと決まってました。


その定位置が花王に代わった気がします。


 


何故でしょうか?


 


sonoさんの帰国後の記事を見ると・・・ 


 


 http://sopnoraone-3.iza.ne.jp/blog/entry/2448322/


 


 


スーパーで花王製品の棚の位置が変わる(これは大変なことですよ)なら、担当者は過剰在庫を処理するでしょう。


なぜなら、各店舗に商品回転率の目標があるからです。


スーパーは回転率命なんです。


動きの悪い商品は、即刻、店から外に出さないと、店舗の商品回転率全体が悪くなる。


すなわち担当者は無能の烙印が押されちゃうわけです。


 


回転率の悪い商品はバッタルートに乗って、ホームセンター、ドラッグストアーへ。


それでも売れないと、遠くドバイを経由してロシアや東欧諸国や、北アフリカに流れるのです。


 


デモの影響?


まさかとは思いますが、もう少し調べて見ましょう。


by yuyuu-yano | 2011-09-21 09:15
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