人気ブログランキング | 話題のタグを見る

罰金を払うような話なのか?

障害者雇用促進法というのがある。


障害者の雇用を促進するため、雇用した優良な企業に補助金を出すような制度だろうなあ・・・と多くの方が思っているのではないか?


 


ちゃいまんねん。


 


従業員の人数により障害者を雇用する割合が決まってまして、


雇用しないと罰金・・・という制度なのだ。


 


従来は常時雇用労働者数301人以上の企業が対象。


 


2010年7月から常時雇用者200人以上の企業まで対象が広げられ・・・・・


 


なんと2015年からは常時雇用者100人を超える企業にまで対象が広げられる。


 


法定雇用率は1.8%。従業員100人の場合は1.8人である


それだけの人数を雇用することが義務付けられている。 


 


雇用しないと・・・・どうなるか?


 


 雇用しない、悪い企業は、お詫びに納付金を払うことになる。


 


1人当たり毎月5万円。


従業員100人の企業では1.8人×5万円=9万円強を毎月払うことになる。


年間108万円の罰金と言うことだ。


この罰金は、障害者雇用企業への給付金となる。


 


そのうち従業員50人以上まで拡大されるだろう。


 


でも、雇用しないと罰金を払うような話なのか?


by yuyuu-yano | 2012-06-21 23:09
<< 録画されていた! 菅前首相の叱責映像 ロビンソン・パットマン法をご存... >>