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関東風ケツネ饂飩のささやかな贅沢

急にケツネ饂飩が食いたくなった。


そこで、作ることにする。


 


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ケツネ饂飩の発祥は関西です。


ある饂飩屋で、サイドメニューに稲荷寿司を用意していた。


すると、変な客がいて、稲荷の周囲を覆っている油揚げをば、あろうことか剥がして、饂飩の上に載せて食べている。これを見て、その饂飩屋はケツネ饂飩を開発したとのこと。


 


油揚は安い。


50円で3枚も来る。


それを2つに切る。


4つに切ると三角になるが、私は2つに切る。


 


まずは、油抜きで10分程度煮込む。


 


その後、お湯を捨て、水を少量注して、鰹節で出汁を取る。続いて醤油、砂糖を加えて煮込む。


最後に味醂を少々。


味醂は不要との説があるが、味醂は味をまとめる作用があるようで、全体が均一化するので使っている。


 


その後・・・寝かせる。


 


ケツネ饂飩発祥店では4日ぐらい煮込むらしいが、


関東の濃い醤油で、そこまで煮込むと、美味しくなりすぎるので数時間寝かせる。


 


食べる直前にもう一度煮る。


 


そして、掛け饂飩の上に載せる。


 


関東風ケツネ饂飩のささやかな贅沢_b0302344_1464247.jpg


 


いかにも色の濃い、関東風のケツネ饂飩である。


 


でも、旨いんだわ。


 


この饂飩玉、特売で3玉138円。


1玉は46円。


油揚1枚17円


 


合計63円。


 


ささやかな贅沢である。


 


 


 訂正


 


稲荷寿司の揚げを客が載せたのではなかったです。


寿司屋に奉公した職人が、稲荷寿司からヒントを得たのは正解。


 


 http://www.tsuji.ac.jp/hp/jpn/osaka/kitune.htm


 


 


 


 


by yuyuu-yano | 2011-10-15 18:13 | 悠々な生活
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