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自粛都市(5)大衆酒場編

昨晩の9時、会合の後に飲みに行くことになった。


大衆居酒屋に電話を掛ける。


「自粛はしてないだろうな」


「しておりません」


「それなら6人で行く」


「お待ちしております」


 


・・・・店に入る。


「もおおおし」


「きたでえ・・・」


 


と声を掛けるが誰も出てこない。


中まで探しに行く。


 


店員が居た。


「来たちゅうとるやないけ」


「すみません、先程のお電話に方ですか」


「そうよ」


 


・・・個室に案内される。


そのままシーン。


また、呼びに行く。


「注文、取りにこんかい」


「すいません」


 


店として機能してない。


外国人のアルバイトが厨房からもホールからも消えた。


残された日本人スタッフは、店長と女子2名らしい。


少人数でやっているので、サービスも出来ないし、注文にも素早く対応できない。


本来なら休業せざるを得ないスタッフ数なのである。


 


東京の街を歩いても外人が減った・・・というより見掛けない。


歩いているのは日本人だけである。


 


皆、何処に行ったのか?


by yuyuu-yano | 2011-04-06 11:51
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