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八幡様で厄払い

旧暦の新年となったので、厄払いに行かねばならないと思う。


 


知人は、今年も神奈川の寒川神社に行ったと連絡があった。


寒川神社は唯一の八方除守護神で、地相・家相・方位・日柄・厄除等に由来する一切の災禍を取り除く。


 


 


でも、私は今年も町内の八幡様にした。


この八幡様の隣に、我が家の菩提寺があり、先祖代々の墓地も、八幡様の近くにある。


 


さらに、菩提寺の住職とは遠い親戚なのだから、八幡様にも強い縁があると感じている。


 


だから初詣も、八幡様なのである。


 


今年は、数えで61歳の本厄である。


確かに「役」(役員の役)が回ってきた。


この厄を、清らかな心と体で、無事に勤め上げるために、厄除けをするのである。


 


神社の御殿に上がって参拝することを正式参拝と言う。


正式参拝では、神職のお払いを受けた後に、玉串を捧げ、ニ拝ニ拍手一拝の作法でお参りをする。


 


正式参拝をしないと神社のデータベースに乗らない。神社は、互いに繋がっていて、最終的には伊勢神宮と結ばれている。


データは伊勢神宮に至り、さらに各地の神社にも繋がるのである。町内の八幡様が伊勢神宮にも出雲大社にも繋がっているのである。


だから、私は神社の格式にはこだわらない。


 


神社には、それぞれ主祭神があるが、これも主な祭神なのである。代表の名前が書いてあるだけなのだ。


その主祭神の像が、神社の中央に鎮座しているわけではない。中央には何も無いのである。


そこにあるのは鏡である。


その鏡は入口である。


その鏡には先祖が写り、それに繋がる自分の姿が映る。


 


神道は偶像崇拝を行わないので、一神教に近い。


八百万の神は、その鏡の外側で回っているものである。


多くの神が存在しているが、多くの神が信仰されているのではない。


主神(鏡)を参拝した後に立ち寄るのは良いが、周辺の神を信仰してはならないのである。


その理由は、一神教と同様である。


 


伊勢神宮には八咫鏡があり、家庭や企業の神棚の中央に祭られているのも鏡である。


by yuyuu-yano | 2011-02-19 18:31 | 伝統・感謝・祈り
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