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雄踏町・息神社の祭礼





 


連休は浜名湖畔の雄踏町の祭礼のため、母の介護に出かけた。


祭礼を見に行ったのではない。


妹が自治会の役員をやっているため、早朝から夜遅くまで祭礼の世話役で忙しい。


母親の面倒は見れないので、来てくれと言うことだ。


そこで、笛と太鼓の音は聞いたものの、祭礼は見れなかった。


 


雄踏町は今は浜松市と合併したが、昔は浜名郡雄踏町であった。


東海道の北側を走る雄踏街道に沿った農業の村である。


この町の中心が息神社で、イキ神社ではなく、オキ神社と読む。 


 






 


日中は各町内を各町内の屋台(舘車)が引き回される。


これが、夜になると息神社に集合する。


この屋台(舘車)が、この祭りの原型であり、青年団を中心に運営されていた。


 


子供はというと稚児行列というのがあり、天狗の格好をした子供達が、村を練り歩く。


 


何故に天狗の装束なのか?1本歯の下駄を履いて歩くので、バランス感覚がないと転ぶずら。


 


太鼓については、青年団を卒業した「中年のオッサン」が中老組と称して、隣の舞阪町から太鼓を借りて乱入したのが始まり。


舞阪町は漁業の町であり、太鼓祭りが有名。 


 


中老組は町内別に結成され資金を集めて巨大な大太鼓を購入し、今では一番元気が良い。


 






 


西隣の舞阪町には舞阪の祭りがあり、東隣の浜松市志都呂町には、志都呂の祭りがあり、 それぞれ微妙に異なるのが面白い。 


 






 


これが運行予定表

日本人は几帳面ですね。これが国力の源泉でもある。


 


 http://homepage3.nifty.com/EH/oki_festival.htm


by yuyuu-yano | 2012-10-08 20:36 | 伝統・感謝・祈り
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