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去年のニュースと今年のニュース(2)

去年のニュース


 


 


鳩山新政権の発足を受け首相官邸は16日、報道機関への対応について、


〈1〉各省庁の見解を表明する記者会見は、閣僚など政治家が行い、官僚は行わない


〈2〉次官らの定例記者会見は行わない――との内容の指針をまとめ、各省庁に通知した。




指針は、閣僚が適切と判断した場合には、官僚による記者会見もあり得るとしているが、「国民の知る権利」を制限するものとして論議を呼びそうだ。


 


指針は「政・官のあり方」と題され、各省庁に対し、同日、取扱注意の資料として配られた。


「府省の見解を表明する記者会見は大臣等の『政』が行い、事務次官等の記者会見は行わない。


ただし、専門性その他の状況に応じ、大臣等が適切とした場合には『官』が行う」としている。


鳩山内閣は16日夜の閣僚懇談会で、この指針を申し合わせた。


(2009年9月17日 読売新聞)


 


今年のニュース


 




「体が2つないんだから、できないじゃないですか。政治家でないと記者会見は必要ないというのなら、やらないということで処理してもらえばいい」


 


仙谷由人官房長官は8日午後の定例会見で、記者団にこう食ってかかった。


 


発端は、官僚トップの滝野欣弥副長官が仙谷氏の代理で8日午前の会見に臨んだのを、「政治主導」にもとるのではないかと指摘されたこと。


 


仙谷氏は参院本会議での代表質問のため欠席。


政治家の副長官も都合が付かず、政権発足後、事務担当が代行するのは初めて。


 


さらに仙谷氏は、北沢俊美防衛相が日中防衛相会談にからみ外務省に不快感を示したことへの見解を問われた際も「ずっと国会にいたのだから、北沢さんが言ったことまでフォローできていない」とキレた。


 


国会出席での疲れからか、あるいは「ねじれ国会」への不安のせいか、菅直人首相の「イラ菅」ならぬ「イラ仙」を連発した。


 (2010年10月8日 産経新聞)


by yuyuu-yano | 2010-10-09 12:11
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