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秋の読書

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これもサー・ローレンス・アルマ=タデマ(1836-1912)の作品。


オランダに生まれ、後にイギリスに移住した画家。

以前、ラファエロ前派の絵を調べていて、偶然、見付けた画家である。


 


でも、ラファエロ前派とは、ちょっと違う気がする。

この画家は、新婚旅行で地中海を旅して、古代ローマ風の世界に魅せられ、明るく、写実的で、かつ官能的な絵を書くようになったという。




地中海的世界が好きで、書いているだけのようだ。




建物、大理石、人々の服装、木々や花など、徹底的に写実的に描きながら、クールベのように暗くならない。




後世となり評価された天才画家ではなく、現世において画家として成功し、幸福な人生を送ったようである。




 


by yuyuu-yano | 2009-11-11 14:49 | 絵画
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