007オクトパシー:国内で意見が割れている中で、使えるはずが無い





 


007 オクトパシーは1983年公開、ジョン・グレン監督のスパイアクション映画。


007シリーズ第13作目である。


ロジャー・ムーアの演じるボンドでは、一番の傑作ではないかと思う。


主題歌 「All Time High」はリタ・クーリッジ


 


上の動画のは冒頭の場面で、実に良く出来ている。


 


ボンドは中南米某国のトロ将軍に変装し、将軍が管理する高性能偵察機を破壊すべく侵入する。


本物の将軍に見つかり一旦は拘束されるが、CIA女性アシスタントのビアンカの誘惑で敵兵を惑した隙に超小型ジェット機で逃走。


地対空ミサイルに追尾されるものの、前述の偵察機の格納庫内をすり抜けた直後にミサイルが格納庫を直撃、結果的に任務に成功する。


 


さて、オクトパシーは殺人蛸。


毒蛇でも毒蜘蛛でもなく、毒蛸である。


このオクトパシーも持ち主は女性で盗賊の女首領。


中年の女性だが父はもと英国のスパイということで、ボンドと因縁がある。最初は敵であるが、最期はボンドの味方となりアマゾネス軍団を率いて敵を殲滅する。


 


敵となるのはソ連のオルロフ将軍。


この将軍、東ドイツとチェコの軍を動かして西ドイツを占領すべきだと会議で主張する。


 


そんな事をすれば核戦争になる・・・と心配する声が上がると・・・


「彼らは核など使えない。西側では反核運動が盛んではないか。国内で意見が割れている中で、使えるはずが無い。だが我々は躊躇無く使える」と言い放つ。


 


素晴らしい論理だ。


 


それでも反対されたので、彼は次の手を考える。


西ドイツの中にある米軍基地で核爆弾を爆発させる。


そうすれば、西ドイツに反米運動が起きて、米軍が出て行くだけではなく、反核運動がさらに激烈に盛んになる。


我々は米軍が撤退したら、西ドイツに侵攻する。


 


・・・で、米軍基地内の核爆弾を爆発させるのではなく、サーカスの列車で基地内に運び込み、ショーの最中に爆発させる作戦。


 


素晴らしい作戦だ。


007シリーズは勉強になる・・・と思った。


 


沖縄でも、似たような工作が中国共産党のエージェントにより進められているに違いない。


 


本作は1983年の映画の世界興行成績で、『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』に次ぐ第2位。


ショーン・コネリーがジェームズ・ボンド役に復帰した「番外編」である『ネバーセイ・ネバーアゲイン』の第4位を凌いだ。





[PR]
by yuyuu-yano | 2012-11-20 21:47 | 007は殺しの番号
<< 君は「ガス人間第一号」を見たか? 陽はまた昇る >>