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Life is a cabaret, old chum,

私は酒井法子という歌手には接点が無く、殆ど知らない。


1971年生まれで1986年頃デビューしたらしい。


1971年と言えば、私は大学2年である。


左朴全が「やめてけれゲバゲバ」と「老人と子供のポルカ」を歌った年ではないか。


「3月30日のパリの朝に燃えた命ひとつ」(フランシーヌの場合)の新谷のり子はすでにデビューしていた。


 


新谷のり子は知っているが、酒井法子は良く知らん。


 


でも、今回の事件で酒井法子の古い歌が、iTunes Storeの販売ランキングを急上昇しているらしい。


 


麻薬は悪いことだけど、だれも、そんなに怒ってはいない。


早く立ち直れよな。


自分で立ち直るしかないんだぞ。


そのように思っている。


先祖を裏切り、家族を裏切り、仲間を裏切り、国を売ったわけでは無い。


その罪は、マスコミ関係者や売国政党より、遥かに軽い。


 


グラミー賞歌手のナタリー・コールも麻薬で一時引退したが、奇跡のカムバックを遂げている。


帰ってきたナタリー・コールの歌は安定しており、自信に溢れている。


 


ジュディ・ガーランドは、スキャンダルの宝庫である。


これだけ悪い噂の有る歌手は珍しい。


 


書くのが面倒なのでウィキぺディア参照。


 


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89


 


メトロ・ゴールドウィン・メイヤーはかなり肥満気味であった13歳のジュディに極度のダイエットを命じた。


13歳にしてダイエット用の薬として覚醒剤(アンフェタミン)を常用するようになる。


『オズの魔法使い』を含む、すべてのメトロ・ゴールドウィン・メイヤーのミュージカルでジュディは元気一杯で歌い踊っているように見えるが、ビリー・ホリデイがアヘンやコカインで、ジャニス・ジョプリンがヘロインで陶酔して歌っているのと同様に、実は覚醒剤の使用により「ハイ」の状態で歌っていたのである。


 当時は睡眠薬も覚醒剤も、害が十分に分かっておらず、MGM社はセコナルとアンフェタミンをジュディに服用するよう勧めていたのである。


 


http://yuyuu.iza.ne.jp/blog/entry/1144137/


 


13歳で薬を飲むことを命じられたのなら、生涯、薬から離れるのは難しかったであろう。


同性愛、異常性愛の元祖のように思われているが5回結婚して、2人の娘がいる。


その一人がライザ・ミネリである。


 


ライザ・ミネリは母を見ていたので麻薬の害は知り尽くしていた。それでも、彼女は成功してから酒と麻薬に溺れ、そこから奇跡のカムバックする。


 


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%AA


 


彼女の 代表作「キャバレー」の歌詞の中に、それは予言されていた。


 


What good is sitting,

alone In you room?

Come hear the music play.

Life is a cabaret, old chum,

Come to the cabaret.


 


自分の部屋で一人、いい気分で留まっているのかい。


ここに来て音楽を聴こうよ。


人生はキャバレーなのよ、古い友よ。


キャバレーにおいでよ。


 


Put down the knitting,

The book and the broom.

It's time for a holiday.

Life is a cabaret, old chum,

Come to the cabaret.


 


Come taste the wine,

Come hear the band.

Come blow a horn,

Start celebrating;

Right this way,

Your table's waiting.


What good's admitting

Some prophet of doom

To wipe every smile away.

Life is a cabaret, old chum,

So come to the cabaret!


 


 


I used to have this girlfriend,

Known as Elsie,

With whom I shared,

Four sordid rooms in Chelsea.

She wasn't what you'd call,

A blushing flower...

As a matter of fact,

She rented by the hour.


The day she died the neighbours

Came to snicker:

"Well, that's what comes,

From too much pills and liquor."



 But when I saw her laid out like a queen,

She was the happiest corpse

I'd ever seen.


 


昔、ガールフレンドがいたんだ。


エリザべスという名の女で、一緒に部屋を借りて住んでいた。


断っておくけど、立てばシャクヤク、座れば牡丹のように、行儀の良い女じゃないさ。


金に困ると時間で体を売るような女だけど、


彼女が死んだ時、近所の人達が集まって来て、


酒と薬の飲みすぎだと嘲った。


しかし、私は彼女が女王のように見えた。


こんなハッピーな死体は、そうあるもんじゃないさ。


 


I think of Elsie to this very day.


I remember, how she'd turn to me and say:

"What good is sitting, all alone in you room?

Come hear the music play.

Life is a cabaret, old chum,

Come to the cabaret.


 


And as for me,

And as for me,

I made my mind up, back in Chelsea,

When I go: "I'm going like Elsie".


Start by admitting,

From cradle to tomb

It isn't that a long a stay.

Life is a cabaret, old chum,

It's only a cabaret, old chum

And I love a cabaret.


 


だから、私は彼女を見て、心に決めたのさ。


逝く時は、彼女のように逝こうとね。 


考えてごらんよ。そんなに長く、この世に止まれるわけじゃないんだから。


人生はキャバレーさ。


キャバレーでしかないんだよ。旧友よ。


そして、私はキャバレーに恋してるのさ。


 






by yuyuu-yano | 2009-08-11 20:41 | アメリカン・ポップス
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