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詐欺師にお金を渡してはいけません

町内会に入っているので回覧板が来る。


災害の時の避難誘導から始まり、消火活動、救助活動など、全ては町内会単位で行われる。


そのための消火訓練、救助訓練、避難誘導訓練も実施している。


 


やはり、町内会に加盟した方が良いと思うのだが、マンション、アパートの住人の参加は少ない。


 


これはアパート、マンションの管理人が、別の場所に住んでいるので、案内しないためである。


 


住人が自主的に町会長を探して加盟すれば良い。大歓迎である。


 


昨日、来た回覧板には、地元警察署の管内の振り込め詐欺の被害額が出ていた。


 


2007年は49件、6000万円・・・1件当たり122万円


2008年は40件 6400万円   1件当たり160万円


 


主要なATMに警察署の職員を張り付けるなどして頑張ったが、


件数は減ったものの、額は増えてしまった。


 


詐欺師は客単価のアップを狙っている。


 


なお、昨年度の全国の振り込め詐欺被害総額は276億円。この中で東京都内は60億円と言う。


 


日本の民間の貯金総額は1400兆円ある。


赤ちゃんを含めた総人口で割っても1人1000万円以上になる。


国の借金を人口で割るのが好きな財務省も、この割り算は嫌いらしい。


1400兆円の中の276億円が毎年、詐欺師に奪われているわけである。


 


振り込め詐欺だけではない。


金融業界は規制緩和の波に乗り、次ぎ次ぎに「限りなく詐欺に近い怪しい商品」を売り出す。


こうした話に、直ぐ騙されてしまう人が多いのは何故か?


 


それは「破綻するったら、破綻するの」と何の根拠なく、国も年金も破綻すると書くエコノミストのマインドコントロールに引っかかっているからだ。


 


国が破綻するの。


年金も頼りにならないの。


それではお金を貯金しなきゃねえ。


 


そこに登場するのが、限りなく詐欺に近いが、


規制緩和により、詐欺では無いことになっている連中だ。


 


「金利が低いので、貯金では増えません」


「国が破綻するのだから外国証券です」


「外貨で貯金しないと駄目。円は紙屑になります」


「FX(外国為替証拠金取引)でんがな」


 


「破綻するったら、破綻するの」と書いているエコノミストは単なる自虐の人かと思ったら「別の目的があったのね」と思う、今日、このごろである。


 


日本国は破綻しないし、年金も大丈夫ですから、自分のためにお金を使ってください。


美味しいものを食べ、素晴らしい音楽を聴き、素晴らしい場所に旅行して下さい。


すると、お金が廻り、日本はさらに豊かになります。


 


詐欺師にお金を渡してはいけません。


by yuyuu-yano | 2009-07-21 09:48 | 祖国
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