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BPOに寄せられた視聴者からの意見を読む(2009年2月分)

 放送倫理・番組向上機構(BPO)は放送事業の公共性と社会的影響の重大性を踏まえて、正確な放送と放送倫理の高揚に寄与することを目的とした非営利・非政府の団体。


この団体に、テレビ視聴者の苦情が多数寄せられており、発表された資料を読むと「誰もが同じように感じているのだなあ」と思う。


この中から、麻生首相、中川前財務大臣に関係する意見をピックアップしてみた(2009年1月分)。


 


なお、ネットでは、BPOにバシバシ苦情を通告する日本の「田植え祭り」の開催中である。


 


http://www25.atwiki.jp/tauesai/


 


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•麻生内閣への偏向報道がエスカレートするばかりだ。

椿事件の再来といっても過言ではないと思う。

今やインターネットでの1次ソースの確認が容易になったので、それを見た上でテレビの報道番組を視聴すると、殆どの報道番組で明らかに悪意のある編集が公然とされているのが分かる。

今の報道番組は「報道の自由」を盾に「政治的に公平である」という放送法を完全に無視している。

このままでは、テレビは確実に信用されなくなっていくだろう。

国民とテレビの双方のためにも、BPOから各局に偏向報道をやめるよう早急に助言すべきと考える。


 


•報道番組などで「人権」という言葉をよく聞く。

「被害者の人権」「子供の人権」等いろいろあると思うが、政治家に人権は無いのだろうか。

勿論、汚職に手を染めたり国益に反したりと、政治家としてあってはならないことをした人がいるのは事実だと思うが、きちんと仕事をしている政治家に対してまで悪口を言うのはなぜなのか。

安倍元総理へのバッシングは異常だったが、彼が病気で倒れたことの一因に「マスコミのバッシングがあった」と今でも言われるほどだ。

病に倒れて辞任せざるを得なくなった時ですら、マスコミは「無責任だ」「馬鹿だ」と罵り、ひどいコメンテーターになると「死ねばよかった」などとまで言っていた。

これは明らかに人権侵害ではないか。

そして今、麻生総理に対してのバッシングは安倍元総理の時と同じようになってきている。

どんな仕事をしているかを正しく報道しないで、発言の一部を切り取ってマスコミの思うように解釈し「何もしないで迷走する総理」の烙印を押している。

面白ければ名誉毀損に及んでもいいのか。

政治家に人権はないのだろうか?


 


•早朝からの情報ワイドで、テレビ局の解説副委員長でもあるコメンテーターが「最近の円安の原因は中川前大臣の例の会見が、海外の人に『日本は大丈夫なのか?』という不安を抱かせてしまったせいだ」と発言をしていた。

しかし、最近の円安傾向の原因は日本のGDPが日本や世界が予想していたよりも悪かったのが原因で、中川会見が原因という、そんなバカなことはない。

この発言もだが、最近のテレビの報道を見ていると現政権の揚げ足取りばかりでうんざりする。

しかも、このような嘘に近い情報をテレビで流すのは大変問題があると思う。

テレビで嘘を言っても、何の責任も取らなくていいのか。


G7会議の内容を知ろうとしても、テレビでは中川氏の会見のことしか伝えていない。

これは異常ではないか。

やっと海外の報道でG7での日本の役割は結構好評だったことを知り得た。

なぜ日本の報道で知ることができず、海外から情報を得なければならないのか。

これで報道と呼べるのか?

昨日も大手新聞の脱税の件があったが、テレビで扱われたのはほんの少しだった。

同業者の過ちは小さく扱うくせに、政治家のどうでもいいことや、業者の食品偽装などの不正については鬼の首でも取ったかのように大騒ぎする。

自身の不正にはより一層の厳しさを持たなければ、マスコミは信用されない。

マスコミのこういった態度が改善されないが、BPOは機能しているのか?


 


•中川大臣が辞任に至るまでの各局の一連の報道の中に、G7後の問題の記者会見に出ていたはずの日本人同行記者の報道・リポートがなかった。

これが不思議だ。

だから、問題の核心となる大臣の飲酒疑惑の真相も分からないままだ。

記者達は何のために同行しているのか。

現地でちゃんと取材をしているのか。

配られるプレスリリースに頼っているだけではないのか・・・そんな疑問が湧いてくる。


 


•G7での中川前財務大臣の"もうろう会見"を批判していた。

それだけではなく、番組リポーターが何とイギリスに飛び、記者会見の際の中川氏の酩酊写真数枚を貼り付けたボードを市民らに見せ、「この状態をどう思うか?」と街頭インタビューをしていた。

しかし、このようなインタビューが本当に必要なのか?

日本国民の誰もが中川氏の失態を怒っているが、だからと言って何も外国まで出かけて行ってわざわざ国民の恥を晒すことは無かろう。

「報道の自由」の名のもとに、国と国民を貶めるような放送がされたことに憤りを覚える。


 


•テレビでは麻生総理の「支持率下げ止まらず」と言われているが、一体どのように調査がされているのだろうか?調査の前提となるはずの母集団の選び方、及びその内訳も不明、設問も不明、調査の実施日・時間帯も不明と、どのように調査されたのか分からないまま、結果のみが発表されている。

調査結果に信憑性を持たせたいのであれば、これらを明らかにしてはどうか。

それが出来ないのであれば、調査結果には信憑性がないと前置きした上で発表するべきだ。

捏造番組が糾弾されて久しいが、番組を作っているのは素人ではなく、それを職業としているプロなのだから、こうした調査結果もその過程が明らかにされなければ捏造同然であることを弁えるべきだ。


 


 


 


•中川前大臣の失態報道で「バチカン博物館で柵を乗り越え、警報機を鳴らした」という報道をしていた。

スタジオでは大型テレビに美術品を映し、柵をこしらえるなど再現していた。

その後、美術の専門家にその行動をどう思うかを聞き、またバチカン博物館に電話をしてその時の状況を確認していた。

しかし、バチカン博物館の担当者は「警報が鳴ったから向かっただけで、柵を越えた現場を見たわけではない」とし、スタジオでの再現内容の真実味が疑われる内容だった。その後、新聞社の4億円の所得隠しを報道したが、新聞社のビルを映しながら内容を読むだけだった。

この報道の差は何なのだろうか。

政治家の不祥事もマスコミの不祥事も決して許されるべきことではなく、双方とも視聴者の関心は高いと思う。

それなのに、片方は「煽り報道」で、片方は「擁護報道」のように感じる。

反論できない者、弱い者のみを叩くのがマスコミの報道なのだろうか。

マスコミのモラルハザードは誰が報道するのだろうか。






•現場中継の際に、現場のリポーターが中川秀直議員の氏名を「なかがわ・しゅうちょく」と読んでいた。

現場中継なので、キャスターも番組制作者も間違いなく聞いていた筈だ。

それにも拘らず番組では訂正も謝罪もなく、キャスターはその後に平然と政府批判を始めた。

普段あれだけ政府批判を強烈に行い、総理の漢字の読み間違いに関しても散々批判をしておきながら、自分たちのミスに関しては何もしないというのは言語道断である。私は自民党支持でも何でもないが、この放送には憤りを感じ呆れた。この番組にニュースなど扱う資格はない。






•日曜日の討論番組で司会が「麻生総理の施政方針演説が理解できない」と言っていたが、それを理解して伝えるのがジャーナリストの役目ではないか。

私は総理の施政方針演説を自分で探して読んでみたが、特別難しい事柄は書いてなかった。

素人にも理解できることが分からないのなら、氏は報道番組に出て高説を垂れる前に、もっと勉強してくるべきである。

また、番組内で解散の時期についてしつこく中川秀直氏に聞いていたが、いま解散総選挙を行えば、最低一ヶ月間は政治的空白が生まれるというのが分からないのだろうか。

それにしても、「"支持率=民意"として、それに従って解散するべき」という論調はどうにかしてほしい。

その意味も考えずに「解散」と喚くだけなら「黙っていろ」と言いたい。

更に雇用問題を取り上げたコーナーで「正社員の平均生涯賃金が高い」と言っていたが、馬鹿じゃないかと思った。その数値はあくまでも平均値であり、昨今のニュースでも「一般のサラリーマン家庭は厳しい家計の中でやりくりをしている」と報じられているではないか。

仮にも司会者なのだから、思いつきで喋らないでいただきたい。


by yuyuu-yano | 2009-04-01 10:28
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