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宮島 海上から厳島神社を望む

安芸の宮島にある厳島神社は、昔から、とても気になる神社でした。



この神社は、海の中に鳥居があります。

神社の境内は、弓状に広がる遠浅の浜(御笠浜)にあります。

干潮時には大鳥居まで歩いていけますが、潮が満ちると社殿や廻廊は床下浸水となり、社殿は海に浮うているように見えます。



観光客は、宮島の桟橋から、御土産屋街を通り、横の方から社殿に入るのですが、

本来、この神社は、小船で鳥居を潜り、船を桟橋に着けて、お参りするように作られています。

良く見ると、神社の中央に桟橋のようなものが見えます。



朱色に塗られて美しい社殿ですが、回廊が長いので大きく見えますが、意外に小規模で質素です。

さらに、この回廊は、観光客は一方通行なにで、

混んでいる時は、直ぐに出口になってしまいます。



この神社は平家一族の崇敬を受け、仁安3年(1168年)ごろに平清盛が現在の社殿を造営しました。

平家は海洋系の武士団で、アラブ渡来説もあります。

海上の道を通り、日本に渡来して来た人々の象徴なのかも知れません。

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船は宮島に近づくと、鮮やかな赤い鳥居が目立つ。





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春の厳島神社。水の色も春模様。





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春の厳島神社。水の色も春模様。

不思議なことに、神社の入場券には右手の奥の建物が映ってない。



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神社の入場券


by yuyuu-yano | 2008-04-22 22:45 | 国内出張・忙中閑有
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