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誰も助けてくれない現実

米国がイラクを攻撃した時、フランスとドイツが反対したのは、国内に多くのアラブ人を抱えているからだと思っていた。

 


それは移民だけでなく、出稼ぎもそうである。

ジプラルタル海峡から、スペインの海側を通り、フランスからドイツに通じる出稼ぎの道が出来ている。この道に沿って工業地帯が続いている。

 


アラブ人は、欧州人がやろうとしない力仕事や汚い仕事、危ない仕事を引き受けている。



しかし、それだけではない。手っ取りばやく通行人の首を絞めて、気絶させて財産を奪う。そういう出稼ぎもあるのだ。旅行中の日本人も、その被害にあう。

私の知人で、欧州在住10年の女性も、マドリッドの街路の奥に連れ込まれ、首絞めに合い財布を奪われた。一昼夜、気絶をしていたそうである。連れ込まれた時も、首を絞められている時も、誰も助けてくれなかったという。

 


特に日本人の場合は、金は少なくてもパスポートを奪えば高く売れるので、標的にされた。アラブ人から日本人パスポートを購入するのはアジア人である。スパイ活動に使用するのだろう。

 


(現在は日本のパスポートが変わったので、事情が変わったかも知れない)

 


そして現地の警察は何もしてくれない。

 


犯罪を犯したのは外国人、被害を受けたのも外国人。

 


警察は正義感だけで動くのはテレビドラマの中だけである。

 


他国の国民を守る義務はない。

 


日本国のパスポートに「これを所持する日本人を安全に通せ」と書いてあっても、それで犯人を捕まえてはくれない。 

 


そもそも犯人は外国人なので、逮捕しても国外退去以外どうにもならないのだ。

 


国外退去しても、狭い海峡を通り、翌日には舞い戻る。

自由・平等・博愛では解決つかない問題がここにある。



そして治安を悪化させているのが欧州の不況である。

わずか5%の失業率で不況と大騒ぎした幸福な日本とは大違いである。

06年3月のフランスの失業率は9.5%。特に26歳未満の若者の失業率は22.1%である。

 


ドイツの失業率も12%を越えて500万人となった。

すでに移民を受け入れる環境にはないのである。

 


by yuyuu-yano | 2006-10-02 23:57
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