人気ブログランキング | 話題のタグを見る

奇妙な絵(2)

奇妙な絵(2)_b0302344_455714.jpg


 


絵の左上の方で馬が何かに驚いている。


その後方のは像が続いている。


背中に奇妙なものを乗せている。


 


# by yuyuu-yano | 2009-12-10 10:14 | 絵画

奇妙な絵(1)

奇妙な絵(1)_b0302344_455751.jpg


 


砂漠の中央に十字架をかざす女性が1人。


かざされる男が1人。


その向こうに小さな人影。


犬の散歩だろうか?


空には天使が舞っている。


節くれだったものが何本か砂漠に立っている。


# by yuyuu-yano | 2009-12-10 01:40 | 絵画

箱物を買わずに貯めた金を、金融投資で掏る愚かさ

2004年から2007年まで、日本は比較的好況であったが、世界経済の好況に比べると、その成長率は低いものであった。


 


以下のグラフは世界経済の成長率である。


この時期に日本は1~2%程度で推移している。


 


 

箱物を買わずに貯めた金を、金融投資で掏る愚かさ_b0302344_455691.jpg


 


世界平均の成長率が5.3%の状態になって、ようやく日本にも、僅かながら恩恵があったという程度の話である。 


この時期、日本のメーカー(特に部品関係)の輸出は大きく伸びた。毎年、2桁成長を続けていた。


 


この輸出メーカーの周辺は景気が良いのに、地方へ行くと2つに分かれた。


大手企業の工場が進出した地方は沸き立っていた。


一方、そうでない地域は、悲惨な情況であった。


人口そのものが激減しているのだ。


雇用を求めて大都市に移動している。


だから、打つ手は無い。


 


箱物を買わずに貯めた金を、金融投資で掏る愚かさ_b0302344_455622.jpg


 


 


 


2006年から2008年までの2年間で、東京は人口が0.8%増えている。


一方、秋田は1.14%減っている。


 


箱物を買わずに貯めた金を、金融投資で掏る愚かさ_b0302344_455754.jpg


 


これは実数である。


2年間で東京は10万人も人口が増えた。


北海道は2万8935人も減っている。


 


東北では、宮城県以外は人口が減っている。


宮城は人口が増えている。


宮城に大手企業の工場が進出しているにも影響していると思われる。


 


工場が進出するか、進出しないか?


この差は交通の便である。


要は道路と港湾。


悲しいかな「道路」は重要なのである。


 


しかし、2004年から2007年までの、世界好況の波及による一時的な好況は去った。


 


日本経済は、しばらくは内需だけで走行しなければならない。


この時期にやる事は公共投資である。


 


インフレの時に公共投資をする馬鹿は居ない。


デフレの時に公共投資しない馬鹿は、日本には居る。


 


ところが、箱物というのは無駄の象徴のよう国民は教育されているらしい。


過去の公共投資で作った道路や公共の建物は無駄と言う教育は、財務省あたりが考えたキャンペーンである。


 


田中角栄の日本列島改造論は、インフレの時に公共投資をしたようなもので、インフレが加速した。


この時の記憶が、残っているのだろう。


 


箱物が無駄なのかは、使わねば無駄になるが、使えば無駄にならない。


 


豪華な食器棚を買っても、何も入れなければ無駄。


上品な茶器を探して、購入して、それを中に入れておく。


客人が来た時、それを使い、旨いお茶を飲む。


これは、無駄にはならない。


 


私は日本国中、出張しているが、様々な説明会に出席するケースが多い。


場所は、過去の公共投資で建設された施設である。


日本の会社は食堂ぐらいしか人の集まる場所が無い。


小さな会社には食堂も無い。


社長の自宅はマンションと言う名のアパートだったりする。


企業横断、業界横断で人が集まり議論する場は、公共機関しかないのである。


 


「箱」は使わなければ「箱」でしかない。


ソフトをインストールして活用することがないと無駄になる。


 


とはいえ、消えるわけではない。


ここが重要なのだ。


投資したものは財産として残る。


株式の投資したり、外国為替投資、商品先物投資で、損をすると、金は本当に消えてしまう。


ところが箱物公共投資は消えないのである。


 


地方への出張の時は、地域の歴史資料館、工芸館、美術館に立ち寄ることにしている。


これも箱物行政で無駄といわれるものである。


JRの列車があと2時間しないと来ない・・・というような人口2~3万の街にも、歴史資料館がある。


そのような街も、昔は大いに栄えていて、様々な特産品があり、郷土の偉人が居て、素晴らしい工芸品があったりする。


確かに来客は少ないが、私1人と言うことはない。


意外と人が多くて驚くことも多い。


街も駅も閑散としているのに、ここだけ人が多いのは何故?


こうした箱物も、中に何を入れるかで来客数に差が出る。


 


最近、地方に行くと、建設中の道路工事が中断したままになっている。それこそ無駄である。


建設中の道路は何も生まない。


中止したまま残骸となるのか?


そして、一方で酸性雨により錆びてぼろぼろになった橋桁が放置されている。


そのうち橋も落ちるだろう。


  


日本の景気は、小泉政権以来の「公共投資=無駄=事業仕分け」の概念を崩すことからしか浮上しない。


小泉内閣の初期の施策は、民主党も支持していたが、あの時点で、その政策が正しかったとは思えない。


世界景気の恩恵がなければ、そのまま、底なしの不況に突入しただろう。国の借金が多いことを理由に公共投資を削減しただけなのだから。


 


いつまでも公共投資を無限に続けろと言う話ではない。


デフレの傾向が解消されるまで、大胆な公共投資が必要。


投下した資本が、市中に回り始めた時は、その効果を上げるブースター的な施策が必要だ。


 


とにかく、主婦が新しい食器棚、冷蔵庫を買わずに、貯めた金を株に投資して、全てを無くす愚かさを続けてはならない。


食器棚と冷蔵庫を買い換えておけば、それは今でも残っていたし、使われていた。


 


国家運営を家計のセンスでやってはならない。


 


国家が家計レベルのセンスで政策を決定すれば、日本の信用度ががた落ちとなる。


 


これが為替に影響が出れば「主婦が新しい食器棚、冷蔵庫を買わずに、貯めた金を株に投資して、全てを無くす」のと同じ話になるだろう。


# by yuyuu-yano | 2009-12-09 10:38

景気は政策に左右される

現在のように高度化・複雑化した成熟経済は、


政策により景気が変化する。


政治は誰がやっても同じではない。


 


景気は政策に左右される_b0302344_455618.jpg


 


麻生内閣が、リーマン・ショックの急激な落ち込みから、奇跡の逆転をしたのに、国民はノーと言い、彼を退場させた。


「このままでは景気が回復してしまう」と焦った民主党は、必死で足を引っ張った。


 


こうして、70%の国民が待望した鳩山無策不況がやってきた。


 


景気ウォッチャー調査(家計部門)


 


 


 


景気は政策に左右される_b0302344_455645.jpg
 


 


 


景気ウオッチャー調査(企業動向)


 


景気は政策に左右される_b0302344_455634.jpg


 


 


# by yuyuu-yano | 2009-12-08 18:26

お歳暮と年末調整

東京では12月の第二週から20日頃までがお歳暮の季節である。


この週末、早くも2件、届いた。


1つはビール、もう一つは林檎である。


その内の1件は、持参予定にしていた会社で、先を越されてしまった。


 


会社へのお歳暮は、選択が難しい。


小規模企業なら社員に分けられる物で良いが、


中堅企業だと社員が多すぎて無理。


社長室で味わって戴くために、町内のお茶屋で、味の良い緑茶を選んで送ろうと思っている。


 


町内のお茶屋の若旦那は、日本茶インストラクター協会で活躍中ですので。


 


 http://www.nihoncha-inst.com/index.html


 


 


年末調整も、ややこしい。


会計事務所のお姐さんから「やりまひょか?」とメールが来るので、資料だけを集めて、有料で任せることにする。


 


当初は勉強して自分でやろうと思っていたが、


会計事務所の姐さんの営業努力の一言に陥落した。


# by yuyuu-yano | 2009-12-06 19:40 | 社長太平記