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消費税増税成って万骨枯る

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消費税率3%を5%にアップするのを決めたのは、社会党の村山内閣の時。


橋本内閣は、前の内閣で決定したことを実行したのみなのです。


それも、結構大慌てで実行に移した。第一次橋本内閣は自民、社会、さきがけの連合政権なのです。


 


日本は左翼が政権を取ると、消費税増税をやりたがる。


左翼が野党時代には消費税増税反対で票を取りたがる。


だから民主党が政権を取れば消費税が増税されるのは、当然のことでしょう。


 


グラフは財務当局の満願成就の消費税5%が実現した1997年の主要な税の納税額と、2009年を比較したもの。


(国税庁のHPに2010年のデータはまだアップされませんので、とりあえず2009年)


 


消費税以外は全てが減少してます。


2009年はリーマンショック後の不況の最中。


それでも、消費税は減らないのです。


税務当局は消費税さえ上げたら減らないので大丈夫と考えるのも、理解できます。


 


法人税は、そもそも減税していますから減るのは当然。


これに加えて赤字会社が増えています。


赤字なら法人税は払わなくてもよろし・・・。


源泉所得税は従業員の給料が下がってますので減るのは当然。


申告所得税は零細企業経営者ですから、規制緩和推進で減るのは当然です。


 


今のデフレの状態で消費税を増税すると、経済は縮小するので、さらに法人税と所得税の納税額は減少するでしょう。


 


黒字で、内部保留がたっぷりある時代なら対応できなくもないが今は全く逆なのです。


 


現金が無くて注文数が小口になっているのです。


今まで100ケース注文の会社が10ケースとか2ケースになっている。


昨日も1ケース注文にFAXが入ったので「受けられない」と答えたら、注文はキャンセルで良いとなりました。


 


消費税が上がれば現金がその分、必要なので、注文数は減るし、多くの企業が市場から退場するでしょう。


 


小の虫を殺して大の虫を生かすのは通常。


小の虫を生かし、大の虫を伸ばすのが政治。


小の虫も、大の虫も殺すのが民主党。


by yuyuu-yano | 2011-12-15 13:09
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