海底軍艦

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1963年に上映された映画「海底軍艦」は、海から半魚人が現れるところから始まる。
1960年代に見た東宝の特撮映画の中で、私が最も好きなのは、この「海底軍艦」であった。
怪獣映画はゴジラにしろ、モスラにしろ、我が東京を襲ってくるのであり、都民は逃げるだけである。
ところが、この海底軍艦は、敵の宣戦布告に反撃し、最後は敵を撃破してしまうのだから、少年達は夢中になった。
私は町内の映画館に見に行ったが、その後、しばらくは夢のような気分に浸っていた。
戦後教育は「日本は悪である。平和が尊い」と教えたように思われているが、あまり、そのような記憶がない。
学校の先生は「日本は悪くなかった」「次回は、負けないぜ」と教えていたし、私の周囲には大江健三郎のような子供は居なかったのである。
この「海底軍艦」が、特に少年達を感動させたのは神宮司大佐の存在である。
日本の敗戦に納得しない神宮司大佐は仲間とイ403潜水艦で反乱を起こし消息を絶った。
その後、南の島で、大日本帝国海軍の再興を目指して海底軍艦を開発していたのである。
神宮司大佐のイ403潜水艦は南の島に行く途中、国籍不明の潜水艦に攻撃される。
これがムウ帝国潜水艦であった。
神宮司大佐は海底軍艦(轟天号)の設計図を持って脱出に成功したが、イ403潜水艦はムウ帝国に奪われ神殿に飾られる。(脚本家は分かってますな、世界を震撼させたイ400潜水艦のことを)
その後、ムウ帝国は日本及び国連に宣戦を布告する。
国連は総合防衛司令部を設置、最新鋭の原子力潜水艦や人工衛星による警戒網を動員する。
だが、ムウ帝国の潜水艦を深海に追った原子力潜水艦は水圧に耐え切れず圧壊爆破してしまう。
日本政府は、ムウ帝国撃滅のために海底軍艦の出動を神宮司に要請するが、拒絶される。
海底軍艦の出動は国連の要請であるとも伝えるが「海底軍艦は大日本帝国再興のために開発したものだ。国連のためになんか使えるか(怒)。」
(国連は敵の連合軍ですから神宮司は協力したくない。それだけではなく、神宮司は海底軍艦で戦後秩序を変えようと思っていたのだから・・・連合国に協力など冗談ではない)
「日本は戦争を放棄した」
「なんという愚かな」
「平和国家なのだ」
「情けない」
「平和の中で繁栄している」
「英霊に恥ずかしいと思わないのか?」
・・・・・こうした議論が繰り返されるのだが、
「その戦後の秩序とやらを海底軍艦で変えます」という言葉にシビレましたよ。

でも、こrではドラマが進まないので、それから、必死で神宮司の説得が続けられ、
「そんなに言うなら、協力する」と、しぶしぶ納得する神宮司。



海底軍艦は海だけじゃなくて空も飛ぶ万能兵器である。
こうして圧倒的な技術を誇る海底軍艦の攻撃により
ムウ帝国は滅び、世界は救われるのであった。




 


 


 


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by yuyuu-yano | 2014-07-28 22:05 | 宇宙戦艦ヤマト
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