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原田康子 挽歌

海道を舞台とした女流作家の恋愛小説が、とても気に入り、何冊か読んだ記憶があるのだが、はて???誰だったのか???


全く忘れてしまった。


舞台は札幌ではなく、釧路のようだった。


喫茶店が出てきた。


 


・・・・そう、思い出して、調べて見ると、どうも原田康子の「挽歌」だったらしい。


「挽歌」を読んだ後に、数冊の中篇小説を読んだと思う。


 


心理描写が有名だが、私は透明感のある文体と風景描写が良かった。


心理も極めてクリアだったな。この時期にややこしい恋愛してたので、実に良く理解できた。


 


挽歌」は1955年から翌年まで釧路で発行の同人誌に連載された小説。同人誌はワラ半紙にガリ版刷りであった。


連載中に話題となり完成後に出版されて70万部のベストセラーとなった。


 


原田康子 挽歌_b0302344_235209.jpg


by yuyuu-yano | 2011-05-13 17:52 | 悠々な生活
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