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第一楽章


 


寒い。寒すぎる。


身震いが止らない。


体が凍えている。


雪は噛み付くように襲ってくる。


足の冷たさを振り解くために歩き回る。


辛さから歯がガチガチと鳴る。


 


第二章


 

外は雪が降っているが、部屋の中は天国。


暖炉で休息して満足。


ゆっくりと平和な時間が流れる。

 


第三章


 

私たちは、ゆっくりとそして用心深く


つまづいて倒れないようにして氷の上を歩く。


 


しかし突然、滑って氷に叩きつけられた。


氷が裂けて割れない様、そこから逃げた。


粗末な家なのでドアを閉めも北風が寒く感じる。


そんな冬であるがそれもまた、楽しい。 


by yuyuu-yano | 2010-03-24 20:16 | クラシック音楽
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