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年収別健康保険料負担額(月額)

法定福利費の厚生年金&健康保険料金の負担が大きくなる中で、人件費倒産が頻発している。


あまりに急激な変動で対処できず、役員からの短期借入金(殆ど返却の見込み無し)により一時的に切り抜けても、やがては耐えられずに倒産するケースが実に多い。


売上は伸びず、デノミによる低価格競争で粗利は減少。


でも、人件費は毎年、上昇する。


(給料が上がらないと士気に影響するので、何とか上げているが、耐えられずに下げている所もある。そうなると、もう先は長く無い)


そして、法定福利費は人件費よりも上昇幅が大きい。


 


年収別健康保険料負担額(月額)_b0302344_1152471.jpg


 


これが年収別健康保険負担月額である。


下の緑色の部分が、会社が負担する法定福利費。


紺の部分が給料より天引きされる従業員個人の負担である。(この表は介護保険を含まない。含めるともっと多くなる)


会社は、この2つを一括した額を全国健康保険協会に毎月、払わねばならない。


例えば年収500万円の社員が100人とすると、毎月400万円は用意しておく必要がある。これにプラスして、厚生年金がある。


 


なお、我が家の昨年度の健康保険収支。


40万円健康保険協会に支払い、


使ったのは3万円である。


家族が健康に過ごせ神様と、ご先祖様に感謝しなければならない。


とは言え、この差は大きすぎる気がする。


 


 


 


年収別健康保険料負担額(月額)_b0302344_1152450.jpg


 


 


by yuyuu-yano | 2010-02-20 12:58
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