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沈む欧州

昨日は某業界団体の賀詞交換会。


「昨年は、来賓の皆様にも年頭からひもじい思いをさせました。今年は、多少、お酒も料理を用意致しました」との挨拶。


 


そうである。


昨年の賀詞交換会は料理も無く、お茶で乾杯。


それだけ大きな危機の中にいた。


この危機も麻生元首相の緊急政策で何とか脱することができた。


あれがなければバタバタと倒産していたであろう。


日本の大手といわれる企業は、世界的にみれば中小企業である。


経営基盤は強いわけではない。


 


「友遊さん、こんにちわ」と会場で声を掛けて頂いた方と、様々な情報交換。


 


米国市場は2014年まで昔のようには回復しないが、


それでも、今年は去年より良くなる。


しかし、今年の欧州は、昨年以上に沈む。


その理由は、欧州各国の政策が「蛸が足を食う」路線であるからだ。


国民の所得の半分以上を税金で吸い上げて、それを景気対策に使わず、特定の人達に注入する。


その特定の人達は「貧しき人達」「働かない人達」「働けない人達」である。


この政策では経済は浮揚しない。


ただ沈みゆくのみである。


その結果、「貧しき人達」「働かない人達」「働けない人達」はなくならない。むしろ増えてゆく。


すると、さらに税金を上げるしかない。


 


日本の民主党の政策も、この欧州とほぼ同じであるから、日本の経済も同様に沈むであろう。


先日、ある日本の販売店経営者と話した。


「去年はまだ良かったが、今年が心配です」という。


その理由は民主党政権が「蛸の足食い」路線だからだ。


 


さて、去年、日本では派遣村の住人と称して、


賀詞交換会の会場に乱入騒ぎがあった。


これも、欧州からの輸入ではないか?


 


欧州で、有力な経営者の講演を聞いて来た人の話。


「実に興味深い詳細な分析で、鬼のようにメモを取っていたら、突然の爆竹。プラカードを持った暴徒が乱入してきた」とのこと。


 


何の生産性も無い、破壊行為。


やはり欧州経済は沈む。


by yuyuu-yano | 2010-01-22 14:28
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