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身近にあった「失われた年金記録」

本年の2月20日に、前の会社の厚生年金を脱退した。


そして3月1日に新しい会社の厚生年金に加入した。


その間、わずか8日間・・・2月は28日ね。


 


その間の国民年金の支払が抜けている。


8日間ぐらいええだろ・・・・と思っていたら・・・


「変更届を出すように」とのお手紙が来た。


怪しい・・・・これは、1週間分払えということか?


 


と思いつつ区役所の年金課を訪問。


「あのお、こんなん来たのですが・・」


 


聞いてみると。やはり2009年2月分の国民年金が払われていない。


「たった一週間でしょ。日割りにならんのか」


「いや、国民年金の支払いは月末ですので、一か月分が抜けております」


「アパートの家賃にようにはならんのかいな」


「本来は、2月の給料日に給料から天引きされて、こちらに来るのですが、2月20日に退職された時、会社がその分を天引きしなかったのです」


 


ということで、一月分の国民年金を払うことになった。


本人は14410円、妻が14410円の合計2万8820円である。


 


それは、了解したがこの時に消えた年金記録が判明した。


「あのお。奥様は年金特別便の記録照会を返信されておりません。そのため、結婚された以降の記録しかありません。結婚される以前に勤めた会社の記録と結合されてないのです」


「結婚する前は、高校を出てから働いて、貯金をして、その金で東京の学校に入学し、卒業してから、また勤めて、それから結婚したのだが・・・」


「そうすると、2つの会社での年金記録があると思うのですが、それが合体されてないのです。旧姓の名義のため失われた年金記録となっているのです」


「へえ、こんなに身近にあるものなんですね」


「去年など、この窓口で、ほぼ毎日、失われた記録が発見されてました。ニュースで大々的に取り上げられていても、自分の記録だとは思ってない方が多くて・・・」


「で、どうすれば良いの」


年金手帳があれば良いのですが、無くても会社名と在職期間が分かれば調べられます。特別便を返送して頂きたいのです。社会保険事務所に来て頂いても対応できます」


 


家に帰ってから・・・妻に。


「年金特別便の返送がされてないと言ってたぞ」


「古い年金手帳を探す暇がなくて、そのままにしてたのよ」


「はやく探せよな


 


これが身近にあった「失われた年金記録」の話である。


by yuyuu-yano | 2009-06-03 10:47
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