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定額給付金は、まだかいな?

去年から、待っているのですが、まだなんでしょうか?


はやくして欲しいのですが、我が家の子供達も、すでに買い物を決めています。


長女はデジタルカメラの予定です。


明日の成人式で使おうと思ったのですが「まだ、支給されないの?」と不思議に思っております。


そこで、私のカメラを貸すことにしましたが、壊さないかと不安です。


「どうも、民主党と言う政党が反対しているので、決まらないのだよ」


「なぜ、邪魔するのよ」


「さあてね、ほとんどの国民は望んでいない」と勝手なことを言ってたね。


「皆、待ってるわよ。やーね」


「ほんとに、嫌な政党だわ」


 


GDPとは、日本国内で消費されるマネーの総額である。景気が良いとは、マネーが多量に消費されると言うことだ。


定額給付金は、この消費を促進する「誘い水」である。


 


昔、東京都内にも井戸があった。


我が家にも、深い井戸があり、そこから毎朝、水を汲み出すのだが、直ぐに出てこない。


そこで、前日に桶に溜めておいた水を、ポンプに投入すると、水が勢い良く出てくるのである。


 


この「誘い水」の役割を果たすと期待されているのが定額給付金である。


 


誰もが欲しいものを持っている。


でも、不況だから・・・と我慢している。


その縮んだ心を、少し緩める働きをすれば良い。、


 だから、2兆円に行き先は、支給された国民ではなく、その先の商店、レストラン、塾、その他諸々である。


 


それ故、誰に支給するかと言う議論は意味が無い。


金持ちの使う1万円も、貧乏人の使う1万円も、同じ1万円である。1万円が消費されたという事実は同じである。


 


 不況対策で1999年に導入された定率減税が、2007年に廃止された。


この結果、2007年夏の参議院選挙で自民党は大敗した。


 


 


定率減税は小渕内閣が導入したもので所得税額の20%(上限額25万円)と、個人住民税額の15%(上限額4万円)が、それぞれ減額される。


景気が上昇したとの理由でこの、廃止を決めたのは小泉内閣、そのトバッチリを受けたのは安倍内閣である。


 


安倍政権の敗因は、この定率減税に廃止(小泉さんの責任)と、新鮮味の無い候補者を並べた選挙戦術(参院のドンの責任)の失敗である。


 


今後の景気対策としては定率減税が考えられるが、これは長期的なものとなり、さらなる財政悪化に直結する。さらに、その「ありがたさ」が、直ぐに忘れられる。


導入された時は「小渕さん素敵」でも、それが恒常化すれば「当然でしょ」となり、廃止すれば「自民党にお仕置きじゃ」となる。


 


こう考えると、消費の活性化と言う意味では、年齢、収入、職業の有無に関係なく、一律の給付を受けられる定額給付金は、そんなに悪い政策ではない。


 


配布に費用が掛かる。自治体の負担が増加するという話は、日本の行政が如何に能率が悪いかを示す例であり、諸外国と比較検討して、改善すべきテーマである。


 


米国でも同様な施策を実施しているが、同じような混乱があったのか?


国民総背番号制の導入できない日本独自の話ではないのか?それとも、不法入国している某国のスパイや工作者には「定額給付金」が渡らないので、反対しているだけなのか?


by yuyuu-yano | 2009-01-11 16:14
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