地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン1972年

『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』
1972年3月に公開した日本映画で「ゴジラシリーズ」の第12作。
観客動員数は178万人。

1972年は私は大学2年生で、ゴダールやアラン・レネやルイ・マルの映画を見ていたので、この映画を見る暇と心構えが出来ていなかった。
この映画は、ゴジラ映画史上初の、ゴジラが「吹きだしで話す」という、あっと驚くシーンがあるのだ。
シリアスなゴジラ映画愛好家は怒り狂ったという。
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しかし、それは「ひし美ゆり子」に免じて許してもらうしかないのである。
この映画で、ゴジラは地球を守って「悪の怪獣」と闘う「正義の怪獣」という扱いとなったのだが、制作予算が全盛期の1/3以下の状況も変わらず、主要俳優に出演料の安い新人が使われ、特撮面では、過去の作品から大量に映像が流用されている。

ウルトラセブンのアンヌ隊員役のひし美ゆり子も・・・ギャラは高そうではなかったが、この映画では空手を使う女丈夫として大活躍である。
1954年のゴジラの第一作から、ゴジラの中に入って怪獣を演じていた中島春雄は、この作品を最期に引退する。
東宝をリストラされ、系列の撮影所横のボウリング場勤務となったのだ。
中島が再評価されるのは、遙か後の話である。

売れない劇画家の小高源吾は、マネージャー・友江トモ子が取ってきた、東京郊外で現在建設中の世界子供ランドの怪獣デザインの仕事にありつく。
世界子供ランドは「絶対の平和」をうたう謎めいた非営利団体の運営によって、中心にそびえる「ゴジラ塔」の頭の部分に事務局が置かれていた。

この「絶対の平和」を訴える謎の非営利団体は今でもいるのであるが、この映画では、その正体は地球征服を狙う宇宙ゴキブリであった。

連中のいう平和とは宇宙ゴキブリのとっての平和であり、平和を守るとは宇宙怪獣を地球に呼び寄せて、地球を征服することにあった。

その宇宙怪獣と言うのがガイガンとキングギドラなんですけどね。

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このガイガンというのは動物ではなく、サイボーグのようである。
後にメカゴジラが生まれたのは、ここに原型がある。

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平和を唱える怪しい連中の陰謀は許さんと自衛隊出動。
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by yuyuu-yano | 2015-01-11 12:38 | ゴジラ
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