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消費税の計算

企業の消費税の計算は年間売上×5%-年間に法人として支払った消費税である。


ホントは消費税は4%で地方消費税1%=5%なんだが面倒なのでまとめる。


 


売上高5000万円の会社は5000万円×0.05=250万円。


これが8%になると5000万円×0.08=400万円。


 


ああやだやだ。


 


ここからが問題で、支払った消費税をどう計算するか?


 


原価のところに出てくる仕入額は全て消費税がかかっているので、まんず、これを引く。


 


原価2500万円だとすると、2500×0.05=125万円


 


さらに一般管理費の中で給料は消費税と関係ないので、引けない。


その他のものは引けるものと引けないものがあるが、まあ殆ど引ける。外注費とは文具とか交際費とかね。


1000万円が給料以外とすると1000×0.05=50万円が引け。


 


すると250-125-50=75万円


 


これで計算すると面倒という場合は簡易課税制度があって、みなし仕入額というのを決めている。


 


メーカーの場合は70%が引ける。


当社は一応、メーカーの端くれなので70%引ける。


当社の場合は概算でやると、だいたい70%でぴったりだが原価が低い会社は益税になるだろう。


 


それで、製造業は70%引けるが、小売業は80%引ける。卸売業は90%引けるのである。一方でサービス業は50%しか引けない。


 


・・・こういう簡易課税方式でやると、僅かながら益税になるので、得した気分になるが・・・そもそも、そういうことではおまへん。


 


消費者が納める消費税を企業が預かるから、ややこしいのである。しっかり消費税を徴収するには、消費者が納税するのベストである。


 


そうしましょう。


by yuyuu-yano | 2013-06-24 20:02 | 社長太平記
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